久しぶりに帰ってきました
大変ご無沙汰しました これまでエキサイトのちゃんねる の 書道部 のコーナで記載してきましたが、ようやく自分のホームページに帰ってきました。
これからも どうぞよろしくお願い申し上げます
昨年の作品をまずはアップしておきます。
この作品 題名は ロダンの接吻に寄せて と私自身はつけていますが・・・
2年前にロダンの彫刻展があった際に 横浜まで見に行きました。裸体で絡みつく濃厚な接吻の姿を現したものです。私はその前に立ってかなりの時間眺めていました。
その時一つの石からこんなすごい二つの人体を彫り出せるんだ と感動したものです。
そこで、どうやってこの二体を書に表現できるだろうか?と 考えました。できたのが、龍飛鳳舞をバックに、仮名の扇面を上に散らす・・・それも、同じ紙の上で!というものでした。一枚の紙の上に、男性的な漢字作品、その上に女性的な仮名作品を絡ませる、継ぎ紙はしない というものでした。ですから、本当に一枚の紙の上に両方を書きあげています。
結構、見る人が不思議がってくれましたが、先に漢字を書く際に あらかじめ扇面をマスキングしてから書いておき、その扇面をはがして、空いたところに一発勝負で仮名を書き入れたものです。もちろん失敗や納得できずに 山のような反故紙が出来上がるのですが、その山を崩しながら 書き進めて、やっとこのレベル・・・ロダンはやはり遠かった・・・と
思ったのですが・・・・後から聞いたのですが、そもそも接吻は 手や頭など沢山のパーツを組み上げて完成させているそうです・・・。ま、それでも良い勉強にはなりました。ご笑視ください
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